*** 功の釣行記 ***
ハナレのアカジン
 5月18日、今回は前原さんと黒島のハナレに行ってきました。
最近は、BIG-ONEは出てないが、いつ来てもハナレはBIG-ONEの気配が
プンプンする磯です。
磯に上がり早速タックルの準備!
タックルはいつもの様に、竿オレガ剛徹4号-50MS、リールソルティガZ4500、
ラインはバーマックスフロート10号とPEアバニ10×10マックスパワー6号
(状況に応じてナイロンとPEを使い分ける)にウキはBIG-ONEと、もうひとつが
ハナレ仕様のオレガ剛徹5号53MS、リールソルティガZ6500EXPにアレス
遠投14号を200m巻とハリス20号で朝イチスタート。

仕掛けを投入し流れを確認すると本島向けに流れる。
潮も適度な速さで流れている。釣れる!最近は朝イチはだいたい何らかのアタリが
あるため、この日も集中して流す。
一投目、二投目とも様子を見るために50m〜60mくらい流したところで仕掛けを
回収。
三投目、今度はもっと流そうと先ほどよりも遠くまで流す。仕掛けが沖にいけば
いくほど流れが速くなってラインの出ていくリズムが早くなっていく。
すると今までと違うリズムでラインがバチバチと出ていく。アタリだ!
すぐさま鬼フッキング!流れの中で掛かっているので、いつもより強く、
多くフッキングを入れるがあまり引かない。5号竿では物足りなさすぎる引きだが、
横に走ったりと回遊魚っぽい走り。
浮いてきたのはオーマチ。食べ頃サイズ。

今回はいい感じになりそうだなーと思いながらハリを結び直して釣りを再開。
すると、流れの向きが変わってきている。さっきまでは沖にはけていったのに磯に
回り込むように流れはじめる。いままでこの流れで良い思いをした事がない。
案の定釣れないが、がんばって釣りをするとまた右沖にはけていく流れ。潮は
ゆるいがどうにかなりそう。

ここでタックルをオレガ剛徹4号-50MSに変えラインをPEに変えた。
できるだけ沖の深いところに仕掛けを入れたいので、仕掛けを遠投しラインを
メンディングしながら、沖で仕掛けをぬく。
流すコースを少しずつ変えながら探っているがアタリがないので、仕掛けが深く
入ったら少し仕掛けを引っ張り誘う。

すると一気にウキが消し込む。きた!フッキングを入れファイとする。引き自体は
たいしたことないが、重量感がある。手前までよせてくると、磯際で最後の突っ込みを
見せるが強引に止めるとすんなり浮いてくる魚体が見えてきた。
茶色だ。アカナー?..アカジンだ!!しかも3kg以上ある。
磯で釣るのは多分2回目。嬉しい。血抜きをして再び同じコースを狙うと今後は、
前原さんにもヒット!たぶんアカジンだよーって話しながらファイとすると本当に
アカジン。これも同じくらいのサイズ。その後もナガジューミーバイ、オーマチ、
クチナジを追加し、今月はヒーローだはずねって話しながら納竿となり港に戻と、
モリオ、ヒーデーがベーベーでタマンの数釣りをしたらしい。

結構浅いタナでアタッてきたみたいでした。
ベーベー、ハナレ共に良い釣果で丸沖のオヤジいわく「これセリに出した方がいいん
じゃないか?6万くらいにはなるはずよ」と言われましたが、そんな事はしません!
おいしくいただきました。ありがとう慶良間。


おきなわ釣王国85号掲載