*** 与那嶺功さんの釣行記 ***
慶良間の白岩とタッチュー
相変わらず天気が良くない日が続き思ったように釣りに行けてませんが

今回はここ最近行けた慶良間の白岩とタッチューに行った時の事を

書きたいと思います。

まずは白岩。当日も北東の風が強くうねりもありくじ引きの結果白岩に

3名で行くことにしました。僕はいつもの様にするするスルルー、

そして一緒に磯に上がったともき君はスルルーと泳がせ釣り、

そしてデービットはフカセ釣りで早速釣り開始白岩は根が荒く強引な

ファイトをしないといけないため竿はオレガ剛徹50Hにソルティガ5000

ハリス18号浮きはBIG ONEタイプ3 50-5番でスタート。

ウネリがでかく一面サラシで真っ白。

サラシにラインを取られない様に仕掛けを流すと仕掛けが馴染んで

直ぐにひったくるアタリ。

朝一で仕掛けが馴染んで直ぐの不意の一発。完全に油断していた。

魚に先手を取られ何も出来ないまま根ズレでばらしてしまった。

せっかくのアタリをばらしてしまったが気合いが入った。

仕掛けを作りに戻ると、ともき君が釣ったシジャーを一匹掛けて泳がせている。

仕掛けを作りながら泳がせ竿を見ると小さな前アタリの後いきなりぶち曲がり!

からのすっぽぬけ。あまりの引きの強さにピトンも変形するほど。

ともき君はその後から泳がせ釣り一本。シジャーを泳がせるとサメと

10キロ位のガーラが一緒にシジャーの周りを回ってる。

だがガーラはデカイシジャーを喰えないのか結果サメが喰ってくる。

ともき君は当日は1日サメと戯れてました。

そしてデービットは餌さ取りに苦戦しつつもモンガラを釣り白岩名物の

トカジャーに切られたりマキエに浮いてきたオーマチにぶち切られたりしている。

僕の方は餌取りに苦戦しつつも何とか4キロ程のモンガラを釣り、

帰り間際に2キロ位のカツオを釣りました。何とかおみやげは釣りましたが

イマイチパッとしない1日でした。

モンガラは持ち帰ってフライにしてトンカツソースで食べるとまるでチキンカツ。

誰も魚だと分かりませんでした。美味しかったです。一度やってみてください。

そして今度はタッチューに行った時の事です。

当日は亮さんと一緒に上がりました。

タッチューは左流れでこれまでに何度か良い思いをしているので左流れを

期待して釣り開始。

竿はオレガ剛徹50MHにソルティガ5000ハリス18号浮きはBIG ONE

タイプ3 45-5番からスタートするが期待していた左流れではなく右流れだが

速く流れているので仕掛けを遠くまで流すことに。

隣でフカセをしている亮さんはギンユゴイとイスズミを爆釣している。

そのギンユゴイとイスズミがスルルーの餌を喰っている。

潮が速いので餌取りを避ける為にマキエと付け餌をずらし遠投して流してると

100メートル位流した所でラインが出るスピードが速くなった。

アタリだフッキングを何回もいれてやり取りすると3キロ弱のカツオが釣れた。

その後も同じ方法で狙うが潮も緩くなり、餌取りが沖まで出ていき餌取りを

避ける事が出来なくなった。ここからは餌取り地獄。

スルルーは仕掛けがなじんだ瞬間に取られる。潮が流れるまでどうにかしないといけない。

亮さんを見ると投げるごとにギンユゴイを釣っているのでそのギンユゴイを切り身にして流す。

すると一投目からアタリ。切り身が大きいのかうまく針に掛からない。

切り身を付け直し仕掛け投入。餌が海底付近まで入ったら浮きが沈み手元に

ガツガツとした感触が伝わってくる。しっかり針がかりさせるために早合わせは禁物。

テンションをかけると竿が入っていき重みが乗ったので思い切りフッキングを入れると

重々しい引き。引き自体は強く無いが中々良いサイズ。

水面に浮いたのは3キロ強のミーバイ。

今日はおみやげはゲットしたので後は潮が良くなるまでのんびり釣りをするが

結局帰る時間まで潮は流れる事なく餌取りに1日やられっぱなしでした。

これからようやくするするスルルーもシーズンを迎えます。

毎年目標にしている10キロオーバーのBIG ONE今年も狙って行きたいと思います。

おきなわ釣王国第 6月号(138号)