*** 新垣和人のルアー釣行記 ***
2006年4月27日
南東の風のち南西の風。前線の通過により風が強く雨また雷を伴う、と言う最悪な
コンディションのなか4時出航。
二週間前には多良間島に釣行し、6バイトもあったがノーキャッチに終わり
そのリベンジと考えていたが、この悪天候にテンションは下がり気味。
四時頃に出航し船底で仮眠を取る。あたりがうっすら明るくなる頃に磯に到着。
まだ雨は落ちていない。ただ風の方は南からかなりの風が吹いている。
今日の予報だと昼前までの釣りになりそうなので急いで準備をすませる。
最初にチョイスしたルアーはSARAのNEWルアーでサラポップ140のグロウカラー。
この新しく発売されたサラポップ140とサラペン170Rは向かい風でもバランスを
崩す事もなくよく飛びもちろんアクションは最高です。
サンノリーでも初回入荷分は売り切れてしまいましたが再度入荷の予定です。
キャスト開始。まだウネリは弱くルアーも良い動き。
50メートルほど沖の瀬を通しそこから魚が出るイメージでルアーを引いてくる。
最初の一発はルアーを回収しようとした磯際5メートルでルアーを引ったくってきた。
不意をつかれるバイトでモタついてしまったが、魚が小さいため強引に引き抜き
GTゲット。GTと言うかメッキというか、まあ魚の活性は悪くないようだ。
1時間程投げバイトがなくひと休みしルアーもチェンジしサルポップ70をチョイスする。
波もうねりはじめ時折大粒の雨も落ち始めた。
サルポップの大きなポップ音と泡がうねりの中、沖の瀬をこえた時ルアーの右側に
影が!食った!でかい!ロッドに強烈な引き、しかし見えていただけに踏ん張れる。
ドラグが滑り出すかという時、バシッとラインが切れてしまった。普通切れないはずの
メインリダーとファイティングリダーの結束部が切れてしまった。
ショック、雨の中呆然と立ちすくむ。1メートルを超す魚影は20キロ程はあっただろう。
とりあえずリダーを結び直し休憩する。雨の中岩にもたれ眠る。
レインコートのフードにあたる雨音が心地よい。ふと目が覚めて時計をみると、
1時間程は寝ていたようだ。ストレッチをしてまた釣りを開始する。
今度はミノーをキャストする。ブルーオーシャン170Sだ。磯から使用するルアーなら
まずこれでしょう。
数投目でヒットするが、シジャーのヒット。ゴリマキでランディング。
その後もシジャーがバイトしてくるのでサラポップ140にチェンジする。
朝釣れたポイントで投げているとカスミが3匹程で追ってきてバイト。
サイズが小さいのでこれもゴリマキで抜き上げる。サイズは小さいがカスミの
濃いブルーの鰭は本当に綺麗で見とれてしまう。
写真を取ってリリースする頃には、風が強烈に吹いてきた。
もうまともに釣りができる状態ではなくなってきた。今回はこれ以降バイトも
なく終了となった。
また来月、ラインをぶち切っていったGTに挑むためシステムの強化、また
体力もつけないとナ〜。

ロッド :テンリュウ(カスタム)
リール :ステラ8000HG
ライン :PE4号
リーダー:PE8号+120lb+180lb
ルアー :saraルアー、サルポップ、ブルーオーシャン170s