*** 功の釣行記 ***
9月24日 慶良間釣行
 9月24日(水)、今回は慶良間に行ってきました。前日までの予報では大荒れ!
キャンセル者も続出で、慶良間に行けるか心配でしたが、いざ慶良間に向かうと
海は予報とは違いベタ凪。
この日は人数も少なくクジでのポイント決めもスムーズにいき、スルルーの人気ポイント
黒島ハナレに上がることができました。
今回一緒に上がってくれたのは松田さん。
最近、オレガ剛徹4号50MSとソルティガZ4500を手に入れ、一緒にBig oneを狙い
に行きました。
去年このハナレのポイントでデカイオーマチも釣り、デカイバラシもしているので
今回もBig oneなやつが釣れそうな予感!!しかも台風の影響で人が入っていないらしく、
魚たちもお腹を空かせているだろう。ヤバイくらいにテンションが上がる。
そんなBig oneが狙える状況、絶対にバラシはいけない!ということで今回から
気合の男前タックル。
竿は今度発売されるメーターオーバー対応のオレガ剛徹5号53MS、リールは
ソルティガZ6500EXPにライン14号を200m巻き、ハリスはディーフロン船
ハリス20号にハリはタマンスペシャル20号の、
「何が掛かっても体がもつなら魚がゲットできるでしょうスペシャルタックル」。

もう1セットのタックルはオレガ剛徹4号50MSにソルティガZ4500ライン10号ハリス
16号ハリはタマンスペシャル19号。
状況に応じて今回はこの2セットを使い分けるようにしました。
さぁー、朝イチのゴールデンタイム、最初のターゲットはデカイイソマグロ!
タックルは万全!
「20Kgがきても取れるよ!」とのダイワの竿設計者からのおすみ付!
今日は力の限り竿を曲げてやるつもりだ。まず朝イチのエサはスルルーではなく、
お客さんからもらったヤマトミジュンをかけて仕掛けを流す。
仕掛けの流れるスピードが速くなったり遅くなったりする、流れがカーブしている様だ。
本島向けの流れはあまり良い潮ではないが…ま、何か喰うだろうと思いながら流していると、
あっという間に200m近く流れてしまい仕掛けを回収するとヤマトミジュンの頭から
下が無くなっている。何かがエサを喰った様だ。30cm近くあるヤマトミジュンを
喰うやつがいる!
エサを付け替え2投目、同じように流すが何事もなくエサが返ってきた。
3投目は少し遠投し流していると、ラインが出て行く!アタリだっ!!頭の中では
10Kgオーバーの魚!超気合のフッキングを5〜6発入れ強引に竿を起こし、魚の反撃に
備えるが想像していてた引きとは違う。
松田さんに「ごめん、大きくない」と話し、ポンピングで寄せてくる。魚も抵抗するが、
竿の曲がりは全然問題なし。
魚はむごいくらい何も出来ずに寄ってくる…うっすら見えてくると結構デカイ青い魚体。
浮いてきたのはオーマチ。松田さんにタモ入れしてもらい陸に上げると5Kg近くある。
(後で検量したら4.6Kgでした)このサイズのオーマチもこんなに余裕で取れるんだと半分驚き、
これならマジで20Kgイケルと確信しました。

 その後もヤマトミジュン、ガジュンのエサで粘るが朝イチのゴールデンタイムが終わって
しまったので、そのままのタックルでエサをスルルーにかえて再トライ。
去年までたくさんいたシジャーも少ないしエサ取りもあまりいないので、エサがそのまま
残ってくる。相変わらず潮は本島向けの流れ、だんだんと集中力も落ちてきた。
それでも流しているとラインを引ったくるアタリ!すかさずフッキングを入れるが空振り…
アタリからするとまぁまぁのサイズのアタリ。すばやくエサを回収し新しいエサを付け替えて
30mくらい投げ仕掛けを流す。
ラインキャパ半分近く70mくらい出ただろうか、仕掛けは潮のスピードからだとだいたい
10m〜15mくらい入った所で、リズム良く流れていたラインが出て行く!
さっきのオーマチの時と比べると大きなアタリだ!フッキングを入れてファイトするが、
全然引かない。何だ?と思いながらポンピングしていると急に竿に重みがのった、手前に
走ってきたようだ!魚は頭を振りながら左に走る!回遊魚だっ!これまた何の不安もなく
寄せてくるとツムブリ。あとで検量したら3.2Kgでした。
これで刺身用の魚は確保した。あとは底物の魚を狙おう!といつもより少し重めに
ガン玉5Bをハリスに2ヶ所うち、中層から底近くに狙いを定め、潮に仕掛けを流しながら、
幅広く底を探っているとアタリがあり、ファイト!スーパーゴリ巻きでランディング
したのはムネアカ。後の検量で2Kgでした。これで夕食のおかずはバッチリ!
後はターゲットの20KgのBig oneに集中!だがその後はアタリもなくエサも取られなくなり、
仕舞には潮もゆるくなりダイバーもたくさん来て、仕掛けを流すことも出来ずにBig oneの
アタリも無く、その日は終わってしまった。

 港に帰り、他の磯の釣果を見るとベーベーで4.6Kgのツムブリをすぐる君が釣っており、
北磯のハナレで佐久本さんがフカセでトカジャー57cmを。それらを筆頭に50cmオーバーの
トカジャーやグルクンを釣っていました。
海が大荒れしていたせいなのか、この日は皆まずまずの釣果でした。
この日慶良間に行った皆さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
あっ!それと今度、ついに僕たちもチームを立ち上げることになりました。
チーム名は「OZ(オズ)」といいます。親分は古波蔵保真さんという方で、
僕よりも慶良間のことが詳しく、釣りという釣りは何でもするベテラン釣り師です。
メンバーには本誌にもよく登場する方たちがたくさんいます。
海でOZのワッペン付けている人を見かけたら、皆いい人たちなので気軽に声を
かけて下さい。よろしくお願いします。


おきなわ釣王国 No.75に掲載