*** 佐久川の釣行記 ***
石垣島の夏カン!
猛暑が続く7月某日。幼なじみの友人に誘われ、人生初となる石垣島でのジギングへ
行ってきました。

 朝8時。新川漁港より、大洋丸に乗り出港。ポイントへ向かう途中、KOBA船長の
「夏のジギングは難しい…。」という言葉を聞いて、僕の闘争心に火が付いた!

 初めは軽く底物狙いで、水深50M〜80Mのポイントを攻めてみた。手ごろなサイズの
ナガジューミーバイやタマン、カイワリが釣れ、先行きはイイ感じ。幼なじみのタカマサ君が
3kgのスマガツオを釣り上げ、だんだんとみんなのテンションも乗ってきた。
途中、魚礁のポイントもいくつか回ると、メンバーの比屋根さんがマギー何かを掛けた!
たぶんアーラ!?ギギギーとラインが面白い様に出ていく。
しかし、魚礁に触れたのか惜しくもラインブレイク。これが釣れたら、
今回一番の大物賞だったかも...。

 太陽もカンカンに照りつけ、かなり暑くなってきた午後。バイト数もかなり減ったため、
船長のはからいでパヤオへ向かう。パヤオは、3か所ほど移動しながらメバチマグロや
カツオを釣り上げた。
中でも1番の大物を釣ったのは、幼なじみのタカマサ君。
10kgオーバーのメバチマグロを3本以上釣っていた。再び、僕の闘争心に火が付いた。
「何か大物釣りたいや〜…。」

そんなことを思っているすぐそばで、伊野波さんが5kgのメバチマグロをバンバン釣っている。
ジギング経験は無いと聞いていたが、コツを掴んだのか結構釣っている。一方、僕は釣れない。

リーダーとジグをチェンジし、最終ポイントでカンパチ狙いに賭ける!しかし、
着いたポイントは水深210M。「しまった!重いジグ持ってな〜い!!」MAX200のジグしか
持っていない僕に対して、周りは300〜400が揃っている。落としたもん勝ちの
カンパチフィッシング。
「ここでも釣れないのかオレ!?」隣の榮口君は、すでにジグが底に着いてしゃくっている。
焦る気持ちとは逆に、まだ落ちない僕のジグ。底に着いたと同時に、ハイピッチジャークで
しゃくる!
しゃくって、しゃくって30M。すると、手元にドーン!!「ヒット〜!!」思わず叫んだ。
手応えがある。今までと違う。明らかな大物感。でも、ポイントは水深210M。
上がってくるまで、すごく長い。早くその姿が見たいのに…。
乳酸たまって腕が痛いのに…。ようやく上がってきたのは、待望のカンパチ!
暑くてもカンパチ釣れるんだ!ヨッシャー!!ウェルカム夏カン。

気づけば、カンパチ11本も上がる釣果にメンバーも大満足。初めての石垣島釣行は、
大成功に終わりました。12時間のスーパー釣行をナビゲートして下さったKOBA船長と林さん。
ありがとうございました。そして今回、ジギング初挑戦だった新垣さん、伊野波さん。
ぜひ機会があればまた行きましょう。